三島市は、富士南麗・箱根西麗の伊豆半島の付け根に位置し、三嶋大社の門前町として、また東海道五十三次の１１番目の宿場町として古くから栄えて参りました。 東京から最短４２分の三島駅を下り南口に出ると、駅前ロータリー内にせせらぎが流れるほど豊かな水に恵まれ、富士山の伏流水がいたるところで湧き出て街中を流れ、「水の郷百選」に選ばれた水の街でもあります。さらに街中へ足を進めると、三島駅の目の前には富士山からの溶岩や数多くの樹木や清冽な湧水が見られる「楽寿園」、富士山の伏流水が白い滝のように湧き出ている「白滝公園」、楽寿園内小浜池を水源とする「源兵衛川」があります。市内に点在する湧水地を散策する遊歩道は、水の街三島の宝となっています。

三嶋大社は「続日本書記」にも登場し、１，２００年来三島の地に鎮座し、商・工・漁業者の厚い崇敬をうけます。また、伊豆地域の玄関口として下田街道の起点に位置し、伊豆国一宮として三嶋大明神の称は、広く伝え続けられています。源頼朝が源氏再興を志し旗揚げをした場所としても知られ、現在も多くの参拝者を迎えています。また、歌人若山牧水、太宰治、井上靖等の多くの作家にもこよなく愛され、市内には国立遺伝学研究所や２校の大学、４校の高等学校を有する文化・学術の街でもあります。 「絶品うなぎ」とも称される、富士山の伏流水で磨かれたうなぎは、「三島に来たら、うなぎを食す。」と言われるほど人気の食となっています。また、きれいな水とミネラル豊富な土壌は、三島商工会議所が三島ブランドとして認定した多くの野菜を生み出し、三島人参シロップを使った「三嶋ハイボール」は、我が三島ＹＥＧが開発・販売する三島の名物となっています。

このように、北は富士山、東は箱根山、南は伊豆・駿河湾に位置する三島市は、歴史・交通・自然・文化・学術・食に恵まれ、人口１１万を有する富士山・箱根・伊豆への玄関口となっております。そしてこれらの資源は、この三島に住まう人々やここを訪れる人々、行きかう人々の賑わいの中で磨かれてきました。

コロナ過に於いて会うことや集うことに制限を受けてきた現代日本。その中でも企業や地域の輪を絶やすことなく、次代へ繋ぎ続けてきた青年経済人であるＹＥＧ。会わずとも繋がることの出来るツールを手に入れながらも、やはり逢うことで生まれる賑わい、そこで育まれる繋がりの強さ、そして意志を持って集う力の大切さを実感しています。

「楽しくなければＹＥＧじゃない！」を合言葉として、三島ＹＥＧメンバーが一丸となり、愉快に、爽快に、愉しく、関東ブロック中のＹＥＧメンバーと共に、たくさんの笑顔と賑わいを、静岡の地、三島の地から生み出すことのできる大会を開催します。 そして大会テーマである「逢う」「繋がる」「集う」。ここ三島にて、思い出を一人でも多くのＹＥＧメンバーと共有するため、改めて「逢う」ことから始めたいという思いを込めて、全てのＹＥＧメンバーが参加したくなるような設営を行ってまいります。

ＹＥＧだからこそできる、逢う喜びを人々に届ける。
ＹＥＧだからこそできる、繋がる証を次代へ届ける。
ＹＥＧだからこそできる、集う力を地域に届ける。

私たちは、国際連合が提唱する国際社会全体の目標である SDGs （持続可能な開発目標に賛同し、本大会の企画運営を通して、地域の社会的課題の解決と経済発展の両立を図ることで、持続可能な社会の実現に貢献していきます。特に、物産展や大懇親会についてSDGs の視点を持ち、地域資源の積極的な発信に努めると同時に、食べ残しやゴミの削減を強く意図した設営に努めます。