令和3年度 三島商工会議所青年部 会長所信

【筆頭副会長】矢岸雅隆(差替)

令和3年度 会長 矢岸 雅隆

「躍進」~新しい時代へ 繋げ! みしま魂!~

 平成から令和へと時代が変わり、昨年度には三島YEGも創立25年の節目を迎えました。
これまで多くの方に支えられながら先輩方が築きあげてきた想いと活動を更に強固たるものにすべく、今年度の三島YEGスローガンを「躍進」~新しい時代へ繋げ!みしま魂!~と掲げさせて頂きました。 

 昨年より続いている新型コロナウイルス感染症の影響により、私たちはかつて経験したことのない脅威と国難ともいえる未曾有の危機に直面しております。
しかしながら、私たち三島YEGは令和2年度の大隅会長が掲げた「つなげ!みしま魂!」をしっかりと継承し、令和4年度の静岡県連主管、更には令和5年度の関東ブロック主管とそこから広がる未来に向けて力強く進まなければならないと考えます。

 そのために私たちが今やるべきことは三島YEGのよりよい土壌作りと、そのうえで各自が自分の役割を見つけ、把握し、行動することです。
 私たちの活動は決して一人では達成できるものではありません。
メンバー全員が力を合わせ、同じ価値観の下、理念を共有し目標を定め、計画し、実行していくことが肝心です。
それを実現することができれば必ず素晴らしい未来が広がっていると確信していますし、その素晴らしい未来へ向けて私たちは文字通り「躍進」する集団であるべきです。 

 YEGの活動に全力で取り組むことにより多種多様な経験を持つ仲間と切磋琢磨し、社業だけでは得ることのできない気づきや学びを得てその経験を自社の発展へと繋げ、ひいては地域に貢献していくこと、また、メンバー一人一人が三島の歴史、文化、特性を活かした活動をすることで豊かな住みよいまちをつくる事が地域を愛するYEGの根幹だと考えます。

 昨年度末には今後5年間の新しい中期ビジョン「それ、三島です。」が発表されました。
・地域の伝統文化や歴史的資産をPRする(それは三島です)
・若き情熱を活かしたビジネスチャンス事業を推進する(それが三島です)
・三島しかできない三島だからこそできるまちづくり事業を展開する(それなら三島です)
3本柱を今後5年の三島YEGの進むべき道とし、それらを実現するために地域の特色や地理的特徴を活用しオリジナリティーのある事業を展開することで三島を更にブランド化し、メンバーが誇らしく「それ、三島です。」と言えるような三島づくりを推進します。

また 今年度は未来の三島市の夢を描き、若き起業家集団である三島YEGならではの行動力を伴う政策提言活動も行います。
それと併せ日本文化遺産でもある箱根八里を使った事業や未来を担う子供たちと触れ合いながらの稲作体験や市内の小学校を対象に三島の文化である三嶋柄の意味を理解し、普及に繋げる授業も行い地域の伝統とまだまだ眠っている地域資源や、昨年度より取り組んでいる三島の特産品を活かした乾杯ドリンクなどの今後の活用法を構築し三島YEGの活動として広くPRします。

 継続事業である三島秋祭りと新嘗祭を検証し今後の展開について他の団体を巻き込んでの議論を加速させ令和4年度の静岡県連主管と令和5年度の関東ブロック主管を見据えた事業を開催することにより次世代へ繋ぐ三島YEGを作ります。

 そして、メンバーの拡大も重要な目的です。
YEG活動をする中で楽しいこともあれば、時に苦労をすることもあります。
そのような中でメンバーである仲間の存在はとても大きく私は何度もその絆に助けられました。
今年度も会員拡大に力を注ぎ、YEG活動を理解し陰で支えてくれる家族に感謝をしながらの親睦を深める交流会も行います。

 どんな時にもすぐ隣には仲間がいます!

 私はメンバーの想いを実現する舞台を全力で作りあげてまいりますので、人任せではなく主体性を持って活動していただきたいと強く願っています。

 新型コロナウイルスの混乱、苦しみの中から、必ずや這い上がり厳しい状況下だからこそ多くのことを学び取り未来に向けて共に力強く躍進する。

 その想いを実現させることをお約束し会長所信といたします。

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