事業・活動報告

2011.11.07

「農商工観連携事業先進地視察研修②」

午前中はイーグルバス㈱の谷島社長、小江戸鏡山酒造㈱の五十嵐部長の
お話を聞き、その後、株式会社ひびきさんが経営されている「黒豚劇場」で
昼食を兼ねた懇親会を行いました。




昼食には株式会社ひびき代表取締役 日疋義春氏、また谷島社長と内田氏にも
参加していただきました。




日疋氏はさいたまYEGの理事をされていて、関東ブロック大会で忙しい中
さいたまYEGの皆様のご厚意で、懇親会にお付き合いいただきました。

日疋氏も谷島社長や内田氏と共に、川越のまちづくりに熱い情熱と行動力を
お持ちになっている方で、まちづくりやご自身の事業に尽力されています。




黒豚劇場さんでは美味しい豚しゃぶと日本酒の鏡山を皆でいただきました。
県外のYEGの方と今回のような交流ができたことは、非常に有意義であったと思います。

懇親会後は川越の街を散策することになり、移動しました。
散策する前に、蔵の店舗が並ぶ通りから1本横の道にある
ガラスアートのお店の吉野正也氏を内田氏が紹介してくれました。




吉野氏はTVチャンピオンという番組で2位になった方でした。
吉野氏はもともとこの地で活躍されていたわけではなく
呼ばれて川越でガラスアートのお店を経営されています。
当初の予定にはなかったですが、内田氏の人脈のおかげで
お店や工房も見せていただき、ご商売のお話も伺うことが出来ました。




吉野氏のお店ではお手頃価格でガラス作り体験ができます。
通常のガラスづくり体験ではできない、カラーバリエーションも
魅力の一つです。
駐車場もありますので、川越に行かれた際には、ぜひ寄ってみてください。




吉野氏の工房のすぐ横は、五十嵐部長の小江戸鏡山酒造㈱の工場があります。
この地で古くからご商売をされている松本醤油店さんの敷地に両社のお店・工場があります。地元の方が場所を提供してくれたり、力を貸してくれる、そういった姿勢が皆さんが持っている街だから、若い方や志のある方が集まり、街も活性化しているように思いました。

その後はメンバー各々、自由に川越の街を散策。




歴史を感じる蔵の店舗が立ち並ぶ街並みは、風情があってよいものです。




蔵づくりの町並みは重要伝統的建造物群保存地区に指定、
また「美しい日本の歴史的風100選」に選定されています。




上の写真は「時の鐘」です。
時の鐘は「残したい日本の音風景100選」に選定されています。





蔵の道から少し横に駄菓子屋横丁という通りもあり
家族連れでにぎわっていました。

1泊2日、前日の関東ブロック大会から翌日の農商工観連携先進地視察研修、
川越散策と盛り沢山の内容でしたが、非常に勉強になり有意義な2日間でした。
今回の事業を担当されました総務委員会、企画研修拡大委員会の皆様は
本当にご苦労さまでした。
関東ブロック大会さいたま大会および農商工観連携先進地視察研修を終え、
無事に帰路につきました。


蔵という地域資源を上手に活用され、またそれだけに頼らず、
日々新たな取り組みを模索されている谷島社長をはじめとした
皆様の活躍が、川越のまちづくりのにぎわいを創り出し、
また前に進んでいるのだと思いました。
三島でも、三島の地域資源を有効活用して、にぎわいのある
街づくりに青年部メンバー皆で取り組んでいきたいと思います。
農商工観連携事業の知識も増えて、メンバー同士で情報の共有が
出来ていますので、農商工観連携事業の取り組みも以前の自分たちより
取り組み易い姿勢になりました。
2日間で得た事を少しでも自身の会社経営や、地元まちづくりに
還元できるように、頑張っていきたいと思いました。
(取材担当 石川)

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